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佐賀市富士町市川の空き地にて。
ノブドウの花に来ていたオオハヤバチの雄。
時々花で蜜を吸うが、目的は雌のようである。
名の通りかなり動きが素早く、飛ぶのも早い。
花の咲いている2㎡ほどのスペースは瞬きする間に一回りする。
キリギリス類を狩り、地中に営巣するようだが、まだ獲物を運ぶ姿を見たことがないので、
この夏にはぜひ出会いたい。
投稿者 ヒゲおやじ 時刻 21時34分 ギングチバチ科 | 固定リンク Tweet
ヒゲおやじさん、こんばんは。ご無沙汰しております。お元気ですか? 久しぶりにヒゲおやじさんとこの掲示板に投稿しようか迷ったのですが、こちらで質問させてもらいます。 私もこの夏、念願叶ってオオハヤバチと初めて出会えました。 その名の通り疾風のように飛び回るので、撮影には苦戦しました。 さて、オオハヤバチの性別はどこで見分けるのでしょうか? ヒゲおやじさんのHPに掲載されている見事な交尾写真も拝見したのですが、私には顔色(頭楯)も触角も性差が分かりませんでした。 お時間のあるときに教えていただけると助かります。
投稿: しぐま | 2020年10月22日 (木) 23時13分
しぐまさん、ご無沙汰しております。 サイトは充実しているようですね。 私の方は若干さぼり気味です。 さてオオハヤバチの性差ですが、私も細かいことが説明できません。 言葉にできることは、図鑑の検索表にたよることになりますが、 ぱっと見ですと、雄の方は尾端がとがっておらず、白っぽく見える感じです。
一度狩りの瞬間を撮影してみたいのですが、獲物を探して森の下草を巡回する姿しか見ることができていません。 やはり飛ぶ速度は速く、しかも探しながらずっと飛び続けています。 素早さはアカアシの方がまだ速く、撮影は困難を極めます。 じっとしていないハエの様な感じです。
投稿: ヒゲおやじ | 2020年11月 1日 (日) 09時42分
こんばんは。コメントありがとうございます。 「そうか検索表を見れば良いのか!」と今更ながら気づいて、ブックマークしていた寺山守氏のHPから検索表PDFをダウンロードしてみました。 しかし残念ながら、オオハヤバチに関して写真鑑定で使えそうな性別の見分け方は書いてませんでした。 蜂の性別を簡単に見分けたいというアマチュアの素朴なニーズと、分類学者の興味関心が、合ってないみたいです。
他にも今季初めて出会えたアルマンアナバチの性別の見分け方も知りたいのですが、手持ちの図鑑をあれこれ探しても情報が無くて困ってます。 検索表を見ても書いてないということは、単独で見つけて写真や動画に撮ったアルマンアナバチをパッと外見で性別を知るのは無理だということなのでしょうか。 顔色が白い個体が雄蜂♂かと勝手に思ったのですけど、ネット上の写真で雄蜂♂と明記してあるのが見当たりません…。
狩蜂の狩りの瞬間や麻酔の瞬間を私も観察してみたいのですが、未だにチャンスがありません。 フィールドでの観察は難易度が高過ぎるので、なんとか飼育下で狩りを観察できないか?と思ってます。 広い網室を用意すれば…と夢想してます。確か以前にも同じ話をしてますね。全然進展が無いということです。 竹筒トラップなど、やり残したことは沢山あるので、蜂との付き合いを地道に続けるつもりです。
投稿: しぐま | 2020年11月 3日 (火) 00時10分
しぐまさん、こんにちは。 アルマンは私のサイトに雄を紹介しています。 体色がやや地味で雌より艶が鈍い感じはしますが、改めて見ると「どこが違うの?」みたいになりますよね。 私は雌が活動している同じ場所で、行動パターンと見かけが少し違うものが、なんとなくですが、雄だとすぐわかります。 人間の男女の差みたいな感じですね。 性差の小さいものはわからないかもしれません。
触覚の節の数が違うようですので、写真に細部が写っていればですが、確認できると思います。 どの種もそうかはよく知らないのですが、雄は1節多くて13節あるそうです。
投稿: ヒゲおやじ | 2020年11月 7日 (土) 12時33分
度々の質問にお答え頂きありがとうございました。 お礼が遅れてすいません。
虫撮りも私のように動画を優先するスタイルだと、同定用の高画質写真に切り替えるタイミングだったり、採集するタイミングにいつも悩みます。欲張って動画を撮り続けると、逃げられてしまうことがよくあります。
投稿: しぐま | 2020年11月 9日 (月) 19時19分
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コメント
ヒゲおやじさん、こんばんは。ご無沙汰しております。お元気ですか?
久しぶりにヒゲおやじさんとこの掲示板に投稿しようか迷ったのですが、こちらで質問させてもらいます。
私もこの夏、念願叶ってオオハヤバチと初めて出会えました。
その名の通り疾風のように飛び回るので、撮影には苦戦しました。
さて、オオハヤバチの性別はどこで見分けるのでしょうか?
ヒゲおやじさんのHPに掲載されている見事な交尾写真も拝見したのですが、私には顔色(頭楯)も触角も性差が分かりませんでした。
お時間のあるときに教えていただけると助かります。
投稿: しぐま | 2020年10月22日 (木) 23時13分
しぐまさん、ご無沙汰しております。
サイトは充実しているようですね。
私の方は若干さぼり気味です。
さてオオハヤバチの性差ですが、私も細かいことが説明できません。
言葉にできることは、図鑑の検索表にたよることになりますが、
ぱっと見ですと、雄の方は尾端がとがっておらず、白っぽく見える感じです。
一度狩りの瞬間を撮影してみたいのですが、獲物を探して森の下草を巡回する姿しか見ることができていません。
やはり飛ぶ速度は速く、しかも探しながらずっと飛び続けています。
素早さはアカアシの方がまだ速く、撮影は困難を極めます。
じっとしていないハエの様な感じです。
投稿: ヒゲおやじ | 2020年11月 1日 (日) 09時42分
こんばんは。コメントありがとうございます。
「そうか検索表を見れば良いのか!」と今更ながら気づいて、ブックマークしていた寺山守氏のHPから検索表PDFをダウンロードしてみました。
しかし残念ながら、オオハヤバチに関して写真鑑定で使えそうな性別の見分け方は書いてませんでした。
蜂の性別を簡単に見分けたいというアマチュアの素朴なニーズと、分類学者の興味関心が、合ってないみたいです。
他にも今季初めて出会えたアルマンアナバチの性別の見分け方も知りたいのですが、手持ちの図鑑をあれこれ探しても情報が無くて困ってます。
検索表を見ても書いてないということは、単独で見つけて写真や動画に撮ったアルマンアナバチをパッと外見で性別を知るのは無理だということなのでしょうか。
顔色が白い個体が雄蜂♂かと勝手に思ったのですけど、ネット上の写真で雄蜂♂と明記してあるのが見当たりません…。
狩蜂の狩りの瞬間や麻酔の瞬間を私も観察してみたいのですが、未だにチャンスがありません。
フィールドでの観察は難易度が高過ぎるので、なんとか飼育下で狩りを観察できないか?と思ってます。
広い網室を用意すれば…と夢想してます。確か以前にも同じ話をしてますね。全然進展が無いということです。
竹筒トラップなど、やり残したことは沢山あるので、蜂との付き合いを地道に続けるつもりです。
投稿: しぐま | 2020年11月 3日 (火) 00時10分
しぐまさん、こんにちは。
アルマンは私のサイトに雄を紹介しています。
体色がやや地味で雌より艶が鈍い感じはしますが、改めて見ると「どこが違うの?」みたいになりますよね。
私は雌が活動している同じ場所で、行動パターンと見かけが少し違うものが、なんとなくですが、雄だとすぐわかります。
人間の男女の差みたいな感じですね。
性差の小さいものはわからないかもしれません。
触覚の節の数が違うようですので、写真に細部が写っていればですが、確認できると思います。
どの種もそうかはよく知らないのですが、雄は1節多くて13節あるそうです。
投稿: ヒゲおやじ | 2020年11月 7日 (土) 12時33分
度々の質問にお答え頂きありがとうございました。
お礼が遅れてすいません。
虫撮りも私のように動画を優先するスタイルだと、同定用の高画質写真に切り替えるタイミングだったり、採集するタイミングにいつも悩みます。欲張って動画を撮り続けると、逃げられてしまうことがよくあります。
投稿: しぐま | 2020年11月 9日 (月) 19時19分