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アルマンアナバチの繭

Aruman_20100829001b

お盆休み明けには全て完成していたアルマンアナバチの巣。

1つはアリにやられていたのだが、もう1つ中を見てみようと割ってみた。

ちゃんと成長して繭を紡いでいた。

この蜂特有の大部屋で共食いすることもなく数個の繭が仲良く並んでいた。

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アナバチ科」カテゴリの記事

コメント

えぇ~、びっくり!!
こんな営巣パターンの蜂もいるのですね。
大部屋の雑魚寝で幼虫の共食いが無いのであれば、母蜂も隔壁などの巣材が節約できて楽そうですね。

投稿: しぐま | 2010年8月31日 (火) 20時07分

しぐまさま、コメントありがとうございます。
この様な形の営巣による1番のメリットがどこにあるのかは、専門家の方による考えが一番正確でしょうが、
一般に狩りバチの営巣形態は、原初の形より進化するにしたがって、産卵のタイミングが早くなることを、
岩田先生が著書に書いておられました。
ベッコウバチは狩りを先にすませ、育房を用意し産卵しますが、そのような形式の営巣をする蜂の後に
育房を先に用意して狩りをするものが現れ、その後に産卵してから随時に給餌するものが現れたとされています。
 狩りを後からする蜂の中で、複数の餌の最後に産卵する狩り蜂もいますが、アナバチのほとんどが最初に搬入した獲物に
産卵します。
アルマンアナバチに近縁で、よく似た営巣方式をとる蜂にコクロアナバチがありますが、この蜂は1育房に1つの産卵です。
アルマンアナバチは先日の記事で紹介したように、その育房での産卵を最初の方の獲物から続けて産卵してしまうので、
より早く産卵を済ませてしまうこととなり、より進んだ形式といえるかも知れません。
 ちなみに岩田先生の著書にコクロアナバチも1育房に複数の産卵とそれに見合う獲物の貯蔵を行うことがあると書いてあったような気がします。

投稿: ヒゲおやじ | 2010年9月 2日 (木) 23時35分

詳しい解説ありがとうございます。
複数産卵のデメリットも考えてみたのですが、この営巣方式は寄生者に狙われると全滅の恐れがありますよね。
その辺はせめぎ合いというかバランスなのでしょう。

昨年コクロアナバチが私の竹筒トラップに営巣してくれたのですが、回収する前に誰かに持ち去られてしまいました…(涙)。

PS:
名著の誉れ高い岩田先生の『本能の進化:蜂の比較習性学的研究』を遂に手に入れましたよ♪
読破するのは何ヶ月もかかりそうですが、頑張って勉強します。

投稿: しぐま | 2010年9月 4日 (土) 06時36分

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