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ツツハナバチの巣

Tsutsuhana_20120504002b

先日ツツハナバチの営巣を確認した竹を、今日割ってみた。

竹の切り口(巣の入り口)を見ると、入り口近くのところまでふさがれていたので、

もし不慮の事故で営巣が中止されていたら後悔すると思い、思い切って割ってみたのだ。

中には12の育房が完成しており、13番目はまだ花粉の搬入を始めたばかりだった。

Tsutsuhana_20120504012b

ツツハナバチの花粉団子の粘度は低いということは聞いていたが、

もはや柔らかい柔らかくないの問題ではなく、かなりの量の花粉が

蜜で練られておらず、キナコをまぶした餅の様だ。

35年ちかく巣内をみたことがなく、写真に撮ったのは初めてで、

久しぶりにテンションが上がった。

奥から8つの育房は広く、入り口近くのは狭いので、雌と雄の卵が産み分けられているのは間違いないだろう。

Tsutsuhana_20120504018b

一番入り口に近い育房はまだ作りかけで、花粉を搬入が完了していない。

よく見てみると、それにも関わらず、隔壁が入り口側に作りかけられている。

故岩田久二雄先生の著書によると、営巣されている坑道の直径が一定の大きさ以上になると、餌の搬入に先立って下の方に三日月状の隔壁を作るそうだ。

ツツハナバチ属のほとんどが行う習性だそうで、ツツハナバチの場合5.4ミリを超えると写真のような隔壁を先に作るそうだ。

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