今年のニッポンハナダカバチ
今年も恒例のこの地にやってきた。
福岡市西区の生の松原海水浴場。
保護団体(?)の活動の甲斐があったのか海の家は禁止され、砂浜の植物の生態系のかなり改善されたようだ。
目当てのニッポンハナダカバチは、まだ早いかと思ったが、10畳ほどのスペースの営巣地を2つ確認、それぞれに数個から十数個の巣穴の痕跡があった。
獲物を頻繁に搬入した巣は1つ(当日中型のアブを4-5頭搬入)、つまり営巣期の末期であることを示唆した。
もうひとつは好対照の育房完成直後に獲物を搬入した。(写真)
ファーブルが言うように小さなハエが獲物だったが、これに産卵するとされる。
ファーブルはこの蜂が他の狩り蜂と異なり、獲物を殺してしまうと記しているが、
最近の研究では、やはり麻痺させられているとされる(完訳ファーブル昆虫記=奥本大三郎)
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