キバネトゲアシクモバチ
そろそろツチバチやスズメバチなど限られた蜂しか見られなくなる季節になった。
今日、リュウキュウコオロギバチには少し早いかと思いつつ、佐賀市大和町の実相院の石垣をしばらく眺めていたが、時間が惜しいと思い、みかん畑のシロスジフデアシハナバチを少し見てから、富士町市川に向かった。
数年前の11月初旬にキバネクモバチをここで見てから、いつか蜘蛛運びを見たいと思っていたところ、昨年6月末に雄を棚田の石垣に見つけた。
ずっと会いたいと思っていたので、今日はこの蜂を見つけたくてここに来たのだが、
まさに石垣の草の隙間にこの蜂の雌を見つけた。
獲物を探しているのか、草の隙間を徘徊した後、どこかに飛び去った。
少し山の上に登ってから帰りに同じ場所に戻ると、反対側の山の方から斜めに飛んで降りてくる影を見つけ、この蜂が蜘蛛を狩って降りてきたと直感した。
果たしてそのとおりで、とうとう、神様が「そんなに会いたいのなら、会わせてやる」といっている様な出会いだった。
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コメント
おめでとうございます。
祝杯ですね!
ヒゲおやじさんの興奮が伝わってくるようです。
>神様が「そんなに会いたいのなら、会わせてやる」といっている様な出会いだった。
本当にそう思いたくなるような最高の日がごくたまにありますよね。
私も長年撮りたいと思っていた念願の行動をわざわざ披露してくれた虫が「もう撮れたか?」と言っておもむろに飛び去るように感じるときは、絶好調の証拠です。
継続は力なりで私も気長に頑張ります。
投稿: しぐま | 2014年10月20日 (月) 21時11分
ありがとうございます!
今年の夏は荒天や、自分自身の体調不良などで、8月上旬以降撮影の機会が減っていたのですが、
最後に来ていい思いをしました。
ニッポンハヤバチの営巣も狙っていたのですが、活動時期が終わってしまいました。
来年また機会を待ちたいと思います。
投稿: ヒゲおやじ | 2014年10月20日 (月) 21時45分