クモバチ科

キバネトゲアシクモバチ

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そろそろツチバチやスズメバチなど限られた蜂しか見られなくなる季節になった。


今日、リュウキュウコオロギバチには少し早いかと思いつつ、佐賀市大和町の実相院の石垣をしばらく眺めていたが、時間が惜しいと思い、みかん畑のシロスジフデアシハナバチを少し見てから、富士町市川に向かった。


数年前の11月初旬にキバネクモバチをここで見てから、いつか蜘蛛運びを見たいと思っていたところ、昨年6月末に雄を棚田の石垣に見つけた。


ずっと会いたいと思っていたので、今日はこの蜂を見つけたくてここに来たのだが、



まさに石垣の草の隙間にこの蜂の雌を見つけた。



獲物を探しているのか、草の隙間を徘徊した後、どこかに飛び去った。



少し山の上に登ってから帰りに同じ場所に戻ると、反対側の山の方から斜めに飛んで降りてくる影を見つけ、この蜂が蜘蛛を狩って降りてきたと直感した。



果たしてそのとおりで、とうとう、神様が「そんなに会いたいのなら、会わせてやる」といっている様な出会いだった。

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アオスジクモバチ

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狩りの瞬間を撮影したいと思い続け、未だに出来ていない。

日当たりのいい道端で、蜘蛛探しをしている個体が2-3頭いたが、

この日は結局みることが出来なかった。

合間にタンポポの花で食事をする。

だいたいクモバチの仲間はノブドウやヤブガラシの花でよく見かけるが、

秋深まると、この蜂やオオシロフクモバチが、菊科の植物でよく蜜を吸っている。

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ナミモンクモバチ

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佐賀市富士町市川の山で。
コガタコガネグモを狩り、運ぶ。
林縁やちょっとした茂みで見かけることが多いが、
この日も山道に生えた草に蜘蛛を引っ掛け、巣穴を掘る場所を探していた。
結局場所を変え、下を流れる川べりのほとりの地面に蜘蛛を運んだ。
見ていると下草のかげなどものかげを嗜好する傾向があるようだ。
以前大和町のみかん山でも狩りを見たが、その後近くの刈った下草の下を探り、
巣場所を探していたので、オープングラウンドよりそういう環境を好む可能性はある。

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山道の地面を掘り始める。
結局ここでの営巣は諦めた。
巣を張る蜘蛛を狩るこの蜂やキオビクモバチを、ベッコウバチ(ベッコウクモバチ)と紹介している書籍やサイトが複数あるが、ベッコウバチ(ベッコウクモバチ)は徘徊性の蜘蛛しか狩らない。

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ツマアカクモバチ

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兵庫県加古郡播磨町の新島に面した沿岸部の空き地に、
ヤブガラシが繁り、色々な狩り蜂の食事場所になっている。
兵庫に住んでいるときは目にしたことがなかった。
元々南方系の蜂とされ、最近は北上が話題となっている種でもある。
関東でも見られているようだが、とうとう故郷にも来たようだ。

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ベッコウクモバチ

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ベッコウバチとも呼ばれるが、近年は専門家の方が、旧ベッコウバチ科の蜂を
クモバチと呼ぶように推奨されているので、ベッコウクモバチと呼ばれるようになった。
名の由来である鼈甲色の体色は、代表種であるこの蜂以外ではあまり見られない。
大家故岩田久二雄氏をして悪名と言わしめた名前だ。
労働寄生種以外は、全て蜘蛛を狩るこの蜂の名前としてはぴったりといえる。
英名もスパイダー・ワスプ(クモバチ)だ。
クモカリバチの方が・・・という人もいるが、クモカリバチは別のグループで実在する。

盆の帰郷時に、姫路の書写山以外にスポットを探していたが、かつての勤務先である
神戸市長田区に隣接する須磨区に「高取山」という山がある。
暑い中、試しに登ってみた。
高取神社に登り切るまでは、スジボソコシブトハナバチや、その寄生種ルリモンハナバチ
ぐらいしか見られなかったが、妙法寺側に降りる道で、この蜂が蜘蛛を運ぶのを久しぶりに見た。
アシダカグモの一種だろうか。
この蜂は徘徊性の蜘蛛だけを狩る。
佐賀県南部では7月のうちに活動を終えてしまうが、ここでは多くの個体を見た。

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オオシロフクモバチ

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私のブログの中で、オオシロフクモバチと書かれたタイトルより、オオシロフベッコウと書かれたものの方が多いだろう。

過去ずいぶん長い間ベッコウバチと呼ばれてきた、この蜂の属する科は、

最近専門家の間で、クモバチ科と呼ぶようになってきた。

言いたいのはそういうことではなく、この蜂の観察頻度が他の蜂より圧倒的に多いということだ。

兵庫県に住み蜂を観察していた10代のころは、姫路の書写山で始めて営巣を観察し、

採集して標本にした。

過去私のHPでは、「個体数は少ない」と紹介していたが、間違いだということが、最近分かった。

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トゲアシオオクモバチ雄

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○○雄というタイトルが増えてきた。

天気がいいと外を歩き蜂を写していると、どうしても発生が雌より早い雄を先に紹介することとなる。

ゴールデンウィークのころ、雌が営巣活動を活発に行うので、そろそろ雄が出てくるだろうと思っていたが、ここ佐賀市大和町実相院の裏山で、山道の脇にやはり見つけた。

雌は林縁や林の地面の既存坑を利用し、育房を掘るようだ。

2回蜘蛛を運ぶ姿を見たが、1回は営巣している穴に搬入するところまで見ることが出来た。

個体数の割には営巣活動を見ることが出来ない。

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ナミモンクモバチ

Namimon_20110919003b

佐賀市大和町の実相院の裏山で。

イヌザンショウの花で食事する雌。

今年はまだ蜘蛛運びを見ていない。

だんだんこの蜂が営巣しそうな場所が減っている気がする。

空き地や野原などで、3-4年前までこの蜂を見かけた場所は、

雑草がぼうぼうで、適度な裸地を伴った場所が減ってきた。

ナガコガネグモを襲撃する現場を2度も観察したのはもう何年前だろうか。

この蜂は網を張る蜘蛛を狩るが、私が知るコガネグモ科以外の例は知らない。

よくこの種やキオビクモバチが、ベッコウバチ(ベッコウクモバチ)としてハンドブックなどの

書籍やネット上で紹介されている例が複数有るが、

ベッコウクモバチは徘徊性の蜘蛛以外狩ることはない。

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ツマアカクモバチ発生

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佐賀市大和町の実相院。

今年は少し早いのだろうか。

境内ではまだキンモウアナバチの巣穴が見られる、

すぐ下の石段の脇に、この蜂が姿を見せた。

石段の脇の石垣の隙間はこの蜂の定番の営巣地だ。

運がよければ昨年のように営巣の様子が観察できるだろう。

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ミイロツメボソクモバチ

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兵庫県姫路市の書写山で。

古い土塀を伝って歩くこの蜂が2-3頭見られた。

神社の縁の下や、石垣の隙間などの、雨の当たらない、細かい土が

堆積した場所が営巣に適しているようだ。

徘徊性の小型の蜘蛛を浅く掘った穴に埋め、産卵する。

この蜂自体が数ミリの非常に小さなクモバチだ。

実家の近くにある神社に営巣場所があったが、老朽化のため取り壊され、

この蜂は消滅した。

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